18 | | * [http://www.python.org/ Python] 2.3 以上 |
19 | | * XML 関連が組み込まれた mod_python を使用する場合、 python-2.5 を使用してください。 expat モジュールがネームスペース化されているので、 apache のクラッシュが引き起こされることがなくなります。 (詳細は [http://www.dscpl.com.au/wiki/ModPython/Articles/ExpatCausingApacheCrash ここ] を参照してください) 。 |
20 | | * RPM ベースのシステムでは、 `python-devel` と `python-xml` パッケージが必要になるかもしれません。 |
21 | | * 注意事項を参照してください。 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindows/Python2.5 "TracOnWindows/Python2.5"] |
22 | | * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools] 0.6 以上 |
23 | | * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi] 0.4.1 以上 |
24 | | * データベースシステムと対応する Python ドライバが必要です。 |
25 | | データベースは SQLite, PostgreSQL, ''MySQL (実験的)'' のどれかが使えます。 |
26 | | * プラグインが必要とする場合は [http://www.clearsilver.net/ ClearSilver] が必要です。 |
27 | | |
28 | | === SQLiteの場合 === #ForSQLite |
29 | | |
30 | | * [http://www.sqlite.org/ SQLite] 3.3.4 以上を推奨します。 |
31 | | * Python-2.5 を使用しないなら [http://pysqlite.org/ PySQLite] が必要です (2.3.2 を推奨します)。 SQLite 2.x を使用する場合 PySQLite version 1.x 、 SQLite 3.x を使用する場合 PySQLite version 2.x がそれぞれ必要です。 詳細は [http://trac.edgewall.org/wiki/PySqlite PySqlite] を参照してください。 (訳注: Python-2.5 には PySQLite2 (つまり SQLite3 向け) のライブラリが同梱されています) |
32 | | |
33 | | ''Note: 'contrib/trac-post-commit-hook' を使用する場合、 Trac は 0.9 以降、 PySQLite は 2.x が必要です。 |
34 | | |
35 | | ''Note: Mac OS X のユーザは注意してください; Apple が提供している SQLite は AFP や SMB のようなネットワークファイルシステムでのがいるロックを行うための追加コードが含まれています。このコードは現在のメインラインのソース (3.3.6) では存在しませんので、ソースから SQLite をビルドした場合にこのようなファイルシステムでは正しく機能しないでしょう - 通常は "{{{database is locked}}}" というエラーが発生します。 Apple のコードをベースにした 3.3.6 向けの [http://www.alastairs-place.net/2006/07/sqlite_and_mac/ パッチ] があります。また、 Apple から提供されている別のバージョン (今のところ 3.1.3) を使用するのがおそらく最も良いでしょう。'' |
36 | | |
37 | | === PostgreSQLの場合 === #ForPostgreSQL |
38 | | |
39 | | * [http://www.postgresql.org/ PostgreSQL] |
40 | | * [http://initd.org/projects/psycopg2 psycopg2] または [http://pypgsql.sourceforge.net/ pyPgSQL] |
41 | | |
42 | | '''Warning''': PostgreSQL 8.3 は厳密な型チェックメカニズムを採用しています。 Trac で PostgreSQL の バージョン 8.3 を使用するには、 [http://trac.edgewall.org/changeset/6512 trac-0.11] 以降でなければなりません。 |
43 | | |
44 | | === MySQLの場合 === #ForMySQL |
45 | | |
46 | | '''Warning''': MySQL のサポートは今のところ ''まだ'' 実験段階です。 環境によっては動作しますが、特に unicode の使用と、リポジトリキャッシュのキー長に関して、いくつかの問題が残っています。より詳細な情報は [http://trac.edgewall.org/wiki/MySqlDb MySqlDb] を参照してください。 |
47 | | |
48 | | * [http://mysql.com/ MySQL] 4.1 以上 |
49 | | * [http://sf.net/projects/mysql-python MySQLdb] 1.2.1 以上 |
50 | | |
51 | | === 任意の条件 === #OptionalRequirements |
| 18 | * [http://www.python.org/ Python], 2.4 以上 3.0 未満 |
| 19 | (Pyhton 2.3 のサポートは、このリリース (訳注: 0.12) で打ち切られました) |
| 20 | * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools], 0.6 以上 |
| 21 | * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi], 0.6 以上 |
| 22 | |
| 23 | また、データベースと、それに対応する Python のバインディングが必要です。 |
| 24 | データベースは SQLite, PostgreSQL, MySQL のいずれかが使用できます。 |
| 25 | |
| 26 | ==== SQLite の場合 ==== #ForSQLite |
| 27 | |
| 28 | Python 2.5 か 2.6 の場合は、必要なライブラリは同梱されています。 |
| 29 | |
| 30 | Python 2.4 の場合、 pysqlite が必要です。 pysqlite は |
| 31 | [http://code.google.com/p/pysqlite/downloads/list google code] から Windows インストーラやソースからのビルド用の tar.gz アーカイブがダウンロードできます: |
| 32 | {{{ |
| 33 | $ tar xvfz <version>.tar.gz |
| 34 | $ cd <version> |
| 35 | $ python setup.py build_static install |
| 36 | }}} |
| 37 | |
| 38 | 上記の手順で SQLite のコードも展開されバインディングがビルドされます。 |
| 39 | |
| 40 | SQLite をインストールするときに、システムが開発用のヘッダを必要とするかもしれません。これらのヘッダなしでは、ビルドしたときに GCC 関連のエラーがいろいろと出るでしょう: |
| 41 | |
| 42 | {{{ |
| 43 | $ apt-get install libsqlite3-dev |
| 44 | }}} |
| 45 | |
| 46 | SQLite 2.x も !PySqlite 1.1.x ももはやサポートしていません。 |
| 47 | |
| 48 | 既知のバグとして、 !PySqlite バージョン 2.5.2-4 では、 Trac のデータベースを |
| 49 | 0.11.x から 0.12. にアップグレードすることができません。 2.5.5 以降か 2.5.1 と |
| 50 | それ以前のバージョンを使用して下さい。詳細については、 [http://trac.edgewall.org/ticket/9434 本家チケット 9434] を参照して下さい。 |
| 51 | |
| 52 | [http://trac.edgewall.org/wiki/PySqlite PySqlite] も参照することができます。 |
| 53 | |
| 54 | ==== PostgreSQL の場合 #ForPostgreSQL |
| 55 | |
| 56 | 下記いずれかの Python バインディングをインストールする必要があります: |
| 57 | * [http://www.postgresql.org/ PostgreSQL], バージョン 8.0 以降 |
| 58 | * [http://pypi.python.org/pypi/psycopg2 psycopg2] |
| 59 | |
| 60 | 詳しくは [http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend#Postgresql DatabaseBackend] を参照してください。 |
| 61 | |
| 62 | |
| 63 | ==== MySQL の場合 ==== #ForMySQL |
| 64 | |
| 65 | Trac は以下のガイドラインで、 MySQL でも良好に動作するようになりました。 |
| 66 | |
| 67 | * [http://mysql.com/ MySQL], 5.0 以降 |
| 68 | * [http://sf.net/projects/mysql-python MySQLdb], 1.2.2 以降 |
| 69 | |
| 70 | '''非常に''' 重要なことが記載されているので、データベースを作成する前に、[http://trac.edgewall.org/wiki/MySqlDb MySqlDb] のページを注意深く読んで下さい。 |
| 71 | |
| 72 | === 任意の依存関係 === #OptionalDependencies |
55 | | '''Please note:''' Subversion を使用するなら Trac を同じマシンにインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在サポートされていません。 |
56 | | |
57 | | * [http://subversion.tigris.org/ Subversion] 1.0 以上 (1.2.4, 1.3.2, 1.4.2 のいずれかが推奨されます) と '''''対応する''''' Python バインディングに対応しています。トラブルシューティングには [http://trac.edgewall.org/wiki///trac.edgewall.org/wiki/TracSubversion TracSubversion] を参照してください。 |
58 | | * Trac は Subversion のディストリビューションに含まれる [http://svnbook.red-bean.com/svnbook-1.1/ch08s02.html#svn-ch-8-sect-2.3 SWIG] バインディングを使用します。 [http://pysvn.tigris.org/ PySVN] では '''ありません''' (PySVN は時々、標準の SWIG バインディングと混同されることがあります)。 |
59 | | * SWIG バインディングを含まない Subversion が既にインストールされている場合、 Unix であれば `make swig-py` と `make install-swig-py` による Subversion の再構成が必要です。 |
60 | | * Win32 の場合、 [http://subversion.tigris.org/servlets/ProjectDocumentList?folderID=91 pre-compiled bindings] から取得してください。 |
61 | | * サードパーティから他のバージョン管理システムのサポートが提供されています。 [http://trac.edgewal.org/wiki/PluginList PluginList] と [http://trac.edgewall.org/wiki/VersioningSystemBackend VersioningSystemBackend] を参照してください。 |
| 76 | ===== Subversion ===== |
| 77 | * [http://subversion.apache.org/ Subversion], 1.5.x または 1.6.x と '''''対応する''''' Python バインディング。 1.4 系の古いバージョンも、今のところ動作します。トラブルシューティングの情報が [http://trac.edgewall.org/wiki/TracSubversion#Troubleshooting TracSubversion] のページに記載されていますので、確認してみてください。1.4.0より以前のバージョンでは、動作しないかもしれません。というのも、 Trac が使用する svn の中心機能 (例:svn_path_canonicalize) が (svn ライブラリそのものには存在していたとしても) svn のバージョン 1.3.x 以前では python の swig のラッパーで実装されていないからです。 |
| 78 | |
| 79 | 主要なプラットフォーム向けに [http://subversion.apache.org/packages.html コンパイル済みの SWIG バインディング] が用意されていますので、通常はこれを使ってください。 ( 頑張って Windows 用のコンパイル済み SWIG バインディングをリストから見つけて下さい。 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracSubversion TracSubversion] が [http://alagazam.net Algazam] を指し示すでしょう。 Python 2.6 では動作します。 ) |
| 80 | |
| 81 | Note: Trac は [http://pysvn.tigris.org/ PySVN] のような新しい `ctype` 形式のバインディングでは '''動作しません'''。 [ctype バインディングを実装するチケットはあるかな?] |
| 82 | |
| 83 | |
| 84 | '''重要な Note:''' Subversion を使用するなら Trac を '''同じマシン''' にインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在[http://trac.edgewall.org/ticket/493 サポートされていません]。 |
| 85 | |
| 86 | |
| 87 | ===== その他のバージョン管理システム ===== #Others |
| 88 | |
| 89 | Subversion 以外のバージョン管理システムのサポートはサードパーティから提供されます。 [http://trac.edgewall.org/wiki/PluginList PluginList] や [http://trac.edgewall.org/wiki/VersioningSystemBackend VersioningSystemBackend] を参照して下さい。 |
64 | | * CGI が利用可能なウェブサーバ (TracCgi を参照してください) または |
65 | | * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] が利用可能なウェブサーバ (TracFastCgi を参照してください) または |
66 | | * [http://httpd.apache.org/ Apache] と [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi] ([http://trac.edgewall.org/wiki/TracModWSGI TracModWSGI] を参照してください) |
67 | | * mod_wsgi は非常に新しく、いくらか実験的ですが、これは Apache 1.3, 2.0 または 2.2 で動作するはずで、 mod_python を使用するよりも良いパフォーマンスが出るはずです。 |
68 | | * [http://httpd.apache.org/ Apache] と [http://www.modpython.org/ mod_python 3.1.3 以降] (TracModPython を参照してください) |
69 | | * mod_python をインストールするときは、開発向けの Python と Apache が必須になります (実際にはライブラリとヘッダファイル) 。 |
70 | | |
71 | | Trac を Apache と [http://www.modpython.org/ mod_python 2.7] で動かすことも可能です。([http://trac.edgewall.org/wiki/TracModPython2.7 TracModPython2.7] を参照してください) 。このガイドは 0.8.4 以降更新されていないので動作が異なるかもしれません。 |
72 | | |
73 | | ==== その他の Python ユーティリティ ==== #OtherPythonUtilities |
74 | | * WikiRestructuredText は [http://docutils.sourceforge.net/ docutils] 0.3.9 以降が必要です。 |
75 | | * [wiki:TracSyntaxColoring シンタックスハイライト] は [http://pygments.pocoo.org Pygments] が必要です。また [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity], [http://gnu.org/software/enscript/enscript.html Enscript] も、まだ使用できます。 |
76 | | * !SilverCity0.9.6 には Trac の Python 向けシンタックスハイライトを壊す [http://sourceforge.net/tracker/index.php?func=detail&aid=1424436&group_id=45693&atid=443739 バグ] があるのに注意してください。更新プログラムが利用可能になるまで 0.9.5 を使用することを推奨します。 |
77 | | * [http://pytz.sf.net pytz] からタイムゾーンの完全なリストを取得します。 pytz を使用しなければ Trac は内部実装された短いリストを使用します。 |
| 92 | Trac にはサーバ機能が組み込まれているので、 Web サーバは必須ではありません。このページに下にある [#RunningtheStandaloneServer スタンドアロンサーバの起動] セクションを参照してください。 |
| 93 | |
| 94 | Trac は下記の要件を満たす Web サーバで動作します。 |
| 95 | * [http://httpd.apache.org/ Apache] との組み合わせで |
| 96 | - [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi], [wiki:TracModWSGI] および |
| 97 | http://code.google.com/p/modwsgi/wiki/IntegrationWithTrac を参照 |
| 98 | - [http://modpython.org/ mod_python 3.3.1], 廃止予定: TracModPython 参照) |
| 99 | * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] が使用可能な Web サーバ (TracFastCgi 参照) |
| 100 | * [http://tomcat.apache.org/connectors-doc/ajp/ajpv13a.html AJP] が使用可能な Web |
| 101 | サーバ ([http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp] 参照) |
| 102 | * CGI が使用可能な Web サーバ (TracCgi 参照), '''しかし Trac を CGI スクリプトとして使用することは |
| 103 | 全く推奨されていません''' ので、上に挙げた方法を選択するようにして下さい。 |
| 104 | |
| 105 | |
| 106 | ==== その他の Python パッケージ ==== #OtherPythonPackages |
| 107 | |
| 108 | * [http://babel.edgewall.org Babel], 0.9.5 以上 |
| 109 | ローカライズの機能を使用する場合は必要。[[BR]] |
| 110 | ''Note: '' 他の言語で Trac のインタフェースを使用したい場合、必ず最初に Babel をインストールして下さい。 Babel をインストールしていない場合は、通常通りデフォルトの英語バージョンの Trac を使用することができます。 Babel を後からインストールした場合、 Trac を再インストールする必要があります。 |
| 111 | * [http://docutils.sourceforge.net/ docutils], 0.3.9 以上 |
| 112 | WikiRestructuredText の機能を使用する場合は必要 |
| 113 | * [http://pygments.pocoo.org Pygments] |
| 114 | [wiki:TracSyntaxColoring シンタックスハイライティング] の機能を使用する場合は必要。 |
| 115 | [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity] や |
| 116 | [http://gnu.org/software/enscript/enscript.html Enscript] も、今のところ使用できますが、 |
| 117 | サポートを打ち切る予定なので、 Pygments を使用して下さい。 |
| 118 | * [http://pytz.sf.net pytz], タイムゾーンの完全なリストを取得する場合に必要。 |
| 119 | pytz がない場合、 Trac は内部で定義している |
| 120 | 短いタイムゾーンの実装にフォールバックします。 |
81 | | これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac-0.8 に関する説明をしているページもあります)。 |
82 | | |
83 | | == Tracのインストール == #InstallingTrac |
84 | | |
85 | | Trac をインストールする 1 つの方法は `setuptools` を使用することです。 |
86 | | setuptools は subversion のリポジトリから Trac をインストールすることができます; |
87 | | 0.11b2 のリリースバージョンをインストールするための例を以下に示します: |
88 | | {{{ |
89 | | easy_install http://svn.edgewall.org/repos/trac/tags/trac-0.11b2 |
90 | | }}} |
91 | | |
92 | | もちろん、ソースディレクトリのトップでの典型的な python セットアップもできます: |
| 124 | これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac 0.8 に関する説明をしているページもあります)。 |
| 125 | |
| 126 | |
| 127 | == Trac のインストール == #InstallingTrac |
| 128 | === `easy_install` を使用したインストール ===#Usingeasy_install |
| 129 | Trac をインストールする方法のひとつに [http://pypi.python.org/pypi/setuptools setuptools] の利用があります。 |
| 130 | setuptools を使用すると、 Trac を Subversion リポジトリからインストールすることもできます; |
| 131 | |
| 132 | 例: |
| 133 | |
| 134 | - 始めに最新の安定バージョン Trac 0.12.1 とローカライズサポートをインストールする: |
| 135 | {{{ |
| 136 | easy_install Babel==0.9.5 Genshi==0.6 |
| 137 | easy_install Trac |
| 138 | }}} |
| 139 | ''`easy_install` コマンドを二回、別々に実行することはとても重要です。そうしなければ、メッセージカタログが生成されません。'' |
| 140 | |
| 141 | - 最新バージョンの Trac にアップグレードする: |
| 142 | {{{ |
| 143 | easy_install -U Trac |
| 144 | }}} |
| 145 | |
| 146 | - 最新の開発中のバージョン (0.13dev) にアップグレードする: |
| 147 | {{{ |
| 148 | easy_install -U Trac==dev |
| 149 | }}} |
| 150 | |
| 151 | アップグレードの場合には、必ず TracUpgrade を読むようにして下さい。 |
| 152 | |
| 153 | === ソースからのインストール === #Fromsource |
| 154 | よりインストールを管理したい場合には、アーカイブにあるソースをダウンロードできます。また、本家 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracRepositories ソースコードリポジトリ] からチェックアウトすることができます。 |
| 155 | |
| 156 | 必ず事前にインストール条件を整えておいて下さい。 Genshi と Babel のソースパッケージは http://www.edgewall.org で手に入れることができ、同様の手順でインストールすることができます。また、これらのパッケージは単に easy_install でインストールすることもできます。[#Usingeasy_install 上記] 参照。 |
| 157 | |
| 158 | Trac アーカイブの解凍またはチェックアウトを実行した後、トップレベルのディレクトリに移動し、以下を実行します: |
133 | | [wiki:TracAdmin trac-admin] はプロジェクト名、 [wiki:TracEnvironment#SourceCodeRepository ソースコードのリポジトリ] のタイプとパス、 [wiki:TracEnvironment#DatabaseConnectionStrings データベース接続文字列] など、 Environment を作成するのに必要な情報の入力を促します。これらのオプションを指定せず、空白を入力するとデフォルト値が使用されます。 SQLite がインストールされている場合、データベース接続文字列はいつでもデフォルト値で動作します。バージョン管理システムのリポジトリへのパスを指定しない場合、バージョン管理に関するすべての機能が無効化されますが、基本システムが動いていればいつでもバージョン管理に関する機能を追加することができます。 |
134 | | |
135 | | また、 ここで指定した値は [wiki:TracIni] 設定ファイルを直接編集することで後から変更できることに留意してください。 |
136 | | |
137 | | ''Note: Web サーバのユーザアカウントは Environment のディレクトリと、その中のすべてのファイルに対する書き込み権限が必要です。 Linux では、 Web サーバが apache というユーザ、 apache というグループで起動している場合は以下のように入力してください。:'' |
138 | | |
139 | | chown -R apache.apache /path/to/myproject |
| 232 | [TracAdmin trac-admin] は、プロジェクトの名前や [TracEnvironment#DatabaseConnectionStrings データベース接続文字列] など、 Environment を新規作成するために必要な情報を入力するためのプロンプトを表示します。これらの設定項目について特に変更が必要ない場合は、単に `<Enter>` を押下すると、デフォルト値が使用されます。 |
| 233 | |
| 234 | データベース接続文字列のデフォルトは SQLite が使用されます。 SQLite がインストールされている場合は、他の設定は不要です。 |
| 235 | 他の [http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend データベースバックエンド] を使用する場合は、あらかじめデータベースが使用可能な状態にしておかねばなりません。 |
| 236 | |
| 237 | 0.12 以降で Trac は、新しい Environment の作成時に [TracEnvironment#SourceCodeRepository ソースコードリポジトリ] を尋ねないようになりました。リポジトリを後で [TracRepositoryAdmin 追加する] までの間、バージョン管理のサポートは無効化されます。 |
| 238 | |
| 239 | また、 ここで指定した値は [TracIni conf/trac.ini] 設定ファイルを直接編集することで後から変更できます。 |
| 240 | |
| 241 | 最後に、 Web のフロントエンドを実行しているユーザアカウントは、 Environment のディレクトリと、その中のすべてのファイルに対する書き込み権限が必要です。 `trac-admin ... initenv` の実行を該当するユーザで実行した場合は、この作業は不要ですが、そうでない場合、ただしユーザに権限を付与する作業が必要になります。たとえば Linux で `apache` ユーザ `apache` グループで Web サーバを起動する場合は: |
| 242 | {{{ |
| 243 | # chown -R apache.apache /path/to/myproject |
| 244 | }}} |
| 245 | |
| 246 | {{{#!div class=important |
| 247 | '''警告''' アカウント名とプロジェクトパスには ASCII 文字のみを使用して下さい。 unicode 文字はサポートしていません。 |
| 248 | }}} |
157 | | Trac に "真の" Web サーバから接続するには 3 つの方法があります: [wiki:TracCgi CGI], [wiki:TracFastCgi FastCGI], [wiki:TracModPython mod_python] です。まともな性能を出すには FastCGI か mod_python のどちらかを使用することが推奨されます。 |
158 | | |
159 | | また、開発コードを実行することを恐れていないのであれば mod_wsgi を実行してみることもできます。 mod_wsgi は mod_python 以上の性能を提供するはずですが、安定した動作をするかは分かりません。 |
| 265 | Trac に "真の" Web サーバから接続するには、いくつかの方法があります: [wiki:TracCgi CGI], [wiki:TracFastCgi FastCGI], [wiki:TracModWSGI mod_wsgi], [wiki:TracModPython mod_python] です。まともな性能を出すには FastCGI か mod_wsgi のどちらかを使用することが推奨されます。 |
| 266 | |
| 267 | Trac では [http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp AJP] も使用できます。これを使うと IIS とも接続することができます。 |
| 268 | |
| 269 | ==== Trac の cgi-bin ディレクトリを生成する ==== #GeneratingtheTraccgi-bindirectory |
| 270 | |
| 271 | Trac を FastCGI などで正しく機能させるには、 FastCGI であれば `trac.fcgi` ファイル、 mod_wsgi であれば `trac.wsgi` ファイルが必要となります。これらのファイルは適切な Python コードをロードする Python スクリプトです。 [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドの `deploy` オプションを使用することで生成できます。 |
| 272 | |
| 273 | 若干の「卵が先か鶏が先か」問題があります。 [wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドが機能するためには Environment が必要なのですが、 deploy には既に存在するディレクトリは使用できません。これに起因して、 Environment は depoly するディレクトリのサブディレクトリを使用することができません。この制限を回避するには次のようにすます: |
| 274 | {{{ |
| 275 | mkdir -p /usr/share/trac/projects/my-project |
| 276 | trac-admin /usr/share/trac/projects/my-project initenv |
| 277 | trac-admin /usr/share/trac/projects/my-project deploy /tmp/deploy |
| 278 | mv /tmp/deploy/* /usr/share/trac |
| 279 | }}} |
| 280 | |
| 281 | ==== プラグインキャッシュの設定 ==== #SettingupthePluginCache |
| 282 | |
| 283 | Python プラグインの中にはキャッシュディレクトリを必要とするものがあります。デフォルトではキャッシュディレクトリは、現在のユーザのホームディレクトリに置かれます。 Trac を Web サーバで動作させている場合、ホームディレクトリを持たない専用ユーザであることが多く (強く推奨します)、プラグインの起動が妨げられることがあります。キャッシュディレクトリの場所を変更するには、環境変数 PYTHON_EGG_CACHE を設定してください。環境変数を設定する方法の詳細は使用しているサーバのドキュメントから参照してください。 |
165 | | * TracStandalone スタンドアロンサーバ `tracd` を使用する場合 |
166 | | * TracCgi CGI か FastCGI を使用する場合 |
167 | | * TracModPython mod_python を使用する場合 |
168 | | |
169 | | == Trac 0.11 と SVN を Mac OS X Leopard (10.5) で使用する == #Trac0.11SVNonMacOSXLeopard10.5 |
170 | | |
171 | | * [http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnLeopardServer TracOnLeopardServer] |
| 289 | * スタンドアロンサーバ `tracd` を使用する場合は TracStandalone |
| 290 | * CGI か FastCGI を使用する場合は TracCgi |
| 291 | * Apache の mod_wsgi を使用する場合は [wiki:TracModWSGI] |
| 292 | * Apache の mod_python を使用する場合は TracModPython |
| 293 | |
| 294 | |
| 295 | == SVN のチェンジセットを Trac のチケットに自動リンクする方法 == #AutomaticreferencetotheSVNchangesetsinTractickets |
| 296 | |
| 297 | 変更をリポジトリにコミットした時に、チェンジセットへのリンクをチケットのコメントに自動で追加するように SVN を設定することができます。コミットメッセージには以下に示すいずれかの書式が含まれていなければなりません: |
| 298 | * '''Refs !#123''' - このチェンジセットへのリンクをチケット !#123 に追加します |
| 299 | * '''Fixes !#123''' - このチェンジセットへのリンクをチケット !#123 に追加し、チケットを ''fixed'' でクローズします。 |
| 300 | |
| 301 | この機能を使用するためには post-commit フックを [wiki:TracRepositoryAdmin#ExplicitSync TracRepositoryAdmin] に記載したリポジトリにインストールし、 commit updater コンポーネントを有効にせねばなりません。コンポーネントの有効化は、 [wiki:TracIni#components-section trac.ini] ファイルの `[components]` セクションに下記記述を追加するか、 "プラグイン" (英語版では "Plugins") 管理パネルから設定します。 |
| 302 | {{{ |
| 303 | tracopt.ticket.commit_updater.* = enabled |
| 304 | }}} |
| 305 | 詳細な情報は "プラグイン" 管理パネルの `CommitTicketUpdater` コンポーネントにあるドキュメントを参照してください。 |