TracInterfaceCustomization のバージョン 1 とバージョン 2 との変更
- 日時:
- 2012/01/16 5:19:14 (13年前)
凡例:
- 未変更
- 追加
- 削除
- 更新
-
TracInterfaceCustomization
v1 v2 15 15 16 16 === ロゴ === #Logo 17 `src` の設定を `site/` に続く画像ファイルの名前に変更してください。 `width` と `height` は画像ファイルにあわせて設定を変更してください。(Trac の chrome ハンドラはプロジェクトのディレクトリ `htdocs` と "`common/`" の中のファイル用に "`site/`" を使用します。) 17 `src` の設定を `site/` に続く画像ファイルの名前に変更してください。 `width` と `height` は画像ファイルにあわせて設定を変更してください。(Trac の chrome ハンドラはプロジェクトのディレクトリ `htdocs` と "`common/`" の中のファイル用に "`site/`" を使用します。) Note: 'site/' はプロジェクト名の代わりに使っているのではなく、文字通り使用されるべき実際のプレフィクスです。例えば、プロジェクトに 'sandbox' という名前を付け、イメージファイルが 'red_logo.gif' である場合、 'src' には 'sandbox/red_logo.gif' ではなく、 'site/red_logo.gif' を設定します。: 18 18 19 19 {{{ … … 40 40 }}} 41 41 42 ブラウザのアドレスバーでのアイコン表示に問題がある場合、アイコンのファイル拡張子の後に "?" (クエスチョンマーク) を置くと回避できることがあります。 43 44 {{{ 45 [project] 46 icon = /favicon.ico? 47 }}} 48 42 49 == ナビゲーション項目のカスタマイズ == #CustomNavigationEntries 43 50 [mainnav] と [metanav] を使用すると、ナビゲーション項目に使用されるテキストとリンクをカスタマイズしたり、無効化することができます (新規項目を追加することはできません)。 … … 59 66 Trac はテンプレートエンジンに [http://genshi.edgewall.org Genshi] を使用しています。ドキュメントはまだ書かれていませんが、次の tip は動くはずです。 60 67 61 カスタムスタイルシートへのリンクに加えて、独自のヘッダやフッタを追加したい場合、以下のような内容のファイル {{{/path/to/env/templates/site.html}}} または {{{/path/to/inherit/option/templates_dir/site.html}}} を作成してください: 68 カスタムスタイルシートへのリンクや、独自のヘッダやフッタを追加したい場合、 69 以下のようなの内容ファイルを、プロジェクトの templates ディレクトリに 'site.html' という名前で作成してください (各 Trac プロジェクトは独自の内容の site.html を持つことができます)。{{{/path/to/env/templates/site.html}}} の例: 62 70 63 71 {{{ … … 89 97 </html> 90 98 }}} 91 Note: この例では、 Environment の `htdocs/style.css` を参照しています。 92 93 チケット登録のフォームに導入テキストを表示する (プレビューが非表示のとき) 場合は、次の例を追加してください。 99 100 XSLT に慣れ親しんだ人であれば、 Genshi テンプレートには類似点があるのに気付くかもしれません。しかしながら Trac 固有の機能もあります。例えば '''${href.chrome('site/style.css')}''' は Environment に含まれる ''htdocs/'' にあるファイルへの参照の属性に置き換えられます。 '''${chrome.htdocs_location}''' は似ていますが、 Trac インストール時に作成された共通の ''htdocs/'' ディレクトリを指定するために使用します。 101 102 `site.html` はサイト固有のすべての変更を含んでいる一つのファイルです。通常は、特定のセクション上で py:match を要素 (element) または属性 (attribute) として使用することで、カスタマイズしようとしているページを 103 思い通りにレンダリングすることができます。 104 [http://groups.google.com/group/trac-users/browse_thread/thread/70487fb2c406c937/ メーリングリスト] には上記の例の `site.html` について解説されていますので、参照してください。 105 `site.html` には変更を行うための py:match セクションをいくつでも記載することができます。これらはすべて [http://genshi.edgewall.org/ Genshi] の文法に沿って行います。ドキュメントや詳細なシンタックスは前述のリンクを参考にしてください。 106 107 108 チケット登録のフォームに導入テキストを表示する (プレビューが非表示のとき) 場合は、次の例を追加してください: 94 109 95 110 {{{ … … 103 118 }}} 104 119 120 この例では '''`req.environ['PATH_INFO']`''' を使用して、特定のビューだけで変更が行われるようにスコープを限定しています。例えば site.html でタイムラインだけで変更を行い、他のセクションには影響を及ぼしたくない場合は、 ''`req.environ['PATH_INFO'] == '/timelime'`'' を <py:if> の test 属性に記載します。 121 122 より多くの `site.html` の例が [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/SiteHtml CookBook/SiteHtml] で見ることができます。 123 124 `style.css` の例は [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/SiteStyleCss CookBook/SiteStyleCss] で見ることができます。 125 105 126 0.10 からアップグレードされた Environment で、かつ `site_newticket.cs` ファイルが既に存在している場合は、ワークアラウンドすることによってテンプレートをロードすることができます - !ClearSilver の処理が含まれていない場合に限ります (訳注: `<?cs?>` が含まれていない場合) 。また、この場合はただ一つの要素 (element) だけがインポートされるので、コンテンツはある種のラッパー (`<div>` ブロックやそれに似た親コンテナ) を必要とします。インクルードするためには XInclude の名前空間を指定しなければなりませんが、ドキュメントルート以外にも置くことができます: 106 107 127 {{{ 108 128 #!xml … … 119 139 120 140 == プロジェクトリスト == #ProjectList 141 121 142 複数の Trac プロジェクトを動かしているときに、カスタマイズした Genshi テンプレートを使用して、プロジェクトの一覧を表示することができます。 122 143 … … 151 172 カスタムテンプレートを使用する場合、 Web サーバにテンプレートのロケーションの設定を読み込ませる必要があります (確かめてみてください ... まだ 0.11 向けに変更していません): 152 173 174 [wiki:TracModWSGI mod_wsgi] 用: 175 {{{ 176 os.environ['TRAC_ENV_INDEX_TEMPLATE'] = '/path/to/template' 177 }}} 178 153 179 [wiki:TracFastCgi FastCGI] 用: 154 180 {{{ … … 159 185 [wiki:TracModPython mod_python] 用: 160 186 {{{ 187 PythonOption TracEnvParentDir /parent/dir/of/projects 161 188 PythonOption TracEnvIndexTemplate /path/to/template 162 189 }}} … … 179 206 }}} 180 207 208 == プロジェクトテンプレート == # ProjectTemplates 209 210 個々の Trac Environment (プロジェクトのインスタンス) の外観は、同じサーバにホストされている他のプロジェクトとは独立してカスタマイズできます。推奨するのは `site.html` テンプレート ([#SiteAppearance サイトの外観] 参照) を使う方法です。どのような場合でも可能な限り、この方法にしてください。 `site.html` を使う場合、変更はオリジナルのテンプレートがレンダリングした結果に対して適用されるので、 Trac を今後アップグレードした後も、通常はカスタマイズをそのまま使い続けることができます。 `theme.html` や他の Trac のテンプレートのコピーを作成する方法の場合、新しい Trac の機能追加や不具合修正の結果、動かなくなってしまったカスタマイズを新しいバージョンに移行する必要があるかもしれません。 211 212 リスクを許容して扱う必要はありますが、 Trac テンプレートはコピーしてカスタマイズすることもできます。デフォルトの Trac テンプレートはインストールされた Trac egg (`/usr/lib/pythonVERSION/site-packages/Trac-VERSION.egg/trac/templates, .../trac/ticket/templates, .../trac/wiki/templates, ++`) 内に配置されています。 [#ProjectList プロジェクトリスト] のテンプレートファイルは `index.html` が使用されており、各ページに共通する主要なレイアウトを提供するテンプレートは `theme.html` が使用されます。画像や CSS スタイルシートなどのページの部品は、 egg の `trac/htdocs` ディレクトリに配置されています。 213 214 しかし、 Trac egg 内部のテンプレートやサイトのリソースは編集しないでください。 Trac を再インストールしたときに、カスタマイズの内容が完全に失われてしまいます。代わりに、以下に挙げる方法のいずれかを使ってください: 215 * カスタマイズが単独のプロジェクトに閉じているのであれば、テンプレートをプロジェクトの `templates` ディレクトリにコピーしてください。 216 * カスタマイズが複数のプロジェクトに渡るものであるなら、テンプレートを共有のロケーションにコピーし、各プロジェクトからは trac.ini の `[inherit] templates_dir =` オプションで、その位置を指定してください。 217 218 Trac は以下の順序で、テンプレートファイルを探します。まず、プロジェクトの内部を探し、存在しなければ inherit で指定された場所、最後に Trac egg の内部を探します。 219 220 Trac は通常、パフォーマンスを向上させるために、テンプレートをメモリ上にキャッシュします。変更したテンプレートを適用するためには、 サーバプロセスの再起動が必要です。 221 181 222 ---- 182 223 See also TracGuide, TracIni